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車の塗装ってどれぐらいで傷むの?

車の塗装はいったいどれぐらいで傷んでくるのか?

おはようございます。倉敷市玉島のKeePerコーティング専門店PRIME ONE代表の藤原です。
新車や中古車などを購入した時に『綺麗に維持していきたいならコーティング掛けたほうが良いよ~~』とか言われませんか?
基本的には塗装を保護して長期間綺麗な状態を維持するためにコーティングを施工いたしますが、
じゃぁコーティングしなっかたらすぐに塗装がダメになってしまうのか?そんな疑問をここでは解消していきたいと思います。

紫外線は約3年で塗装を劣化させる!

車の塗装が傷む原因には水垢や酸性雨、紫外線等と様々なものがありますが、その中でも紫外線による影響が大きく、(財)塗装検査協会の耐久試験によると標準的な黒色ソリッドだと約3年~3年半で塗装の劣化が始まるそうです。この耐久試験というのが紫外線照射耐久試験になるのですが、自然界の数十倍の紫外線を塗装板に均一に連続照射し、何年分の紫外線で劣化が始まるのかという耐久試験です。画像はコーティング無しクリスタルキーパー施工有りの場合の試験比較です。コーティングも何もしてなければ最初の車検時には劣化してきているということですね。。。

なぜ紫外線で塗装は傷む?

紫外線を浴びる事で塗装の分子結合が徐々に破壊され、塗装劣化を引き起こします。特にソリッドカラー(メタリックやパールなどが含まれていないカラー)では劣化が進み、白っぽく色あせたり粉がふく『チョーキング現象』が起きてしまっている車も少なくありません。近年では塗料の品質が上がってきていることから、塗装劣化はしにくくなっているようですが、紫外線を浴び続ければ確実に劣化してしまいます。人の皮膚が紫外線を浴びることでダメージを受けるのと一緒で、車の塗装も紫外線には弱いのです。
なので、普段から紫外線対策をしっかりと行うことで、塗装を長期間綺麗に保つ事ができると言えます。

紫外線の影響を受けやすいカラーは?

一般的に濃い目の色の塗装は劣化しやすいといわれています。それは紫外線(光)の吸収度合いによって決まるのですが、黒は光を吸収しやすく高温にもなるので、黒色塗装は劣化しやすいカラーとなります。次いで赤色が劣化しやすいと言われます。特にソリッドカラーと言われる表面にクリア塗装をしていない塗装は顕著に色あせ等の劣化がみられます。逆に白色やシルバーなど淡色系のカラーは紫外線の影響を受けにくく、劣化しにくいカラーと言われています。ボディカラーに拘りがない方は、白やシルバー等の淡色系カラーを選ぶといった事もキレイな状態を維持する上では重要なところではないでしょうか?

塗装を守る!紫外線対策とは?

それでは、塗装を紫外線から守るための対策はどんなものがあるのか考えてみましょう。

対策1 屋根付きの駐車場で保管する

カーポートなどの屋根付駐車場で保管することで、駐車スペースに日陰ができ直射日光を避けることができます。おまけに屋根があることで酸性雨や鳥糞等の被害も避けれるので、かなり効果的な保管方法と言えます。ただし、時間帯によって日差しの向きが変わり、部分的に直射日光を受ける部分もできてしまいます。更に言えば、紫外線は壁や地面などで跳ね返った反射光にも、直射日光の約半分程度の紫外線が含まれていると言われていますので、カーポートでは紫外線を完全に防ぎ切ることは難しいように思います。紫外線を完全にシャットアウトしたいと考えるならば、頑強な壁や屋根、シャッターで囲まれた車庫が最強ではないでしょうか?ただ、雨などで濡れた状態のまま保管すると乾きにくく湿気がたまって錆の原因になるといったデメリットもあるとかなんとか、、、カーポートや車庫は、工事費や幅や高さ等のスペース確保等の問題で簡単に建てられない場合がありますが、一度建ててしまえば車を買い替えても関係なく長年使える(車を保護できる)ことが最大のメリットですね。

対策2 ボディカバーをかぶせる!

車全体を覆う車用のボディカバーをかぶせる事で紫外線をシャットアウトすることができます。この保管方法も紫外線だけではなく雨や鳥糞などからも車を保護してくれるので、特に屋根なしガレージでは有効な保管方法と言えるでしょう。しかし、毎日車を使用している場合は着けたり外したりの手間がかかって面倒ですし、着け外しの際に必ずシートとボディが擦れてしまうので、傷つきの原因になります。最近ではシート自体に傷防止のために裏起毛加工されている商品も多くありますが、ボディに砂埃や泥汚れが付着している場合は装着を避けたほうが良いでしょう。個人的には傷が入りやすいうえに、着け外しが面倒なのであまりオススメしておりません。

対策3 ボディコーティングを施工する

一言でコーティングと言ってもたくさんの種類のコーティングがあります。ガラスコーティング、ガラス系コーティングが一般的に多く普及されているでしょうか。基本的に塗装は表面から傷み始めますので、塗装の上に紫外線の影響を受けにくいガラスコーティング等を施工することで塗装を保護する効果が得られると言われています。コーティングの種類により、耐久性や効果、価格の違い等があるのでご予算や求める性能などに応じて選ぶといいでしょう。他にもセラミックコーティングなんかもあり、ガラスコーティングより更に性能が高いと言われていますが、施工難易度が非常に高くそれにともなって施工価格も高くなってしまい、施工できる専門店も少ない事からセラミックコーティングの普及率はまだまだ少ないようです。ただ、コーティングとしての性能や耐久性、傷の付きにくさは非常に高いので拘りの強い方にはオススメのコーティングといえます。

対策4 出先では立体駐車場などを利用する

毎日のことではないので効果は低いかもしれませんが、買い物や遊びに行った先に立体駐車場がある場合は積極的に利用すれば良いと思います。数十分~数時間程度ではありますが、紫外線からの影響を受けにくくなるので、多少の効果は期待できると思います。それに夏場なんかは特に車内温度が上がりにくくなるので、車に乗り込んですぐの暑さも軽減できます。立体駐車場がない場合は、建物の影になるところを選ぶといいでしょう。ただし、木陰は避けた方がいいです。結構色んなものが落ちてきます(笑)

まとめ!

いかがだったでしょうか?紫外線による塗装の劣化は毎日進行していきますので、日頃の保管状態によって車の持ちが大きく変わってきます。
・屋根付き駐車場で保管
・ボディカバーをかぶせる
・ボディコーティングを施工する
・出先では立体駐車場等を利用する
少しでも愛車を長く綺麗に維持していくためにも、紫外線対策を少しづつできることから 始めていきましょう!

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