年々増加傾向にあるタイヤに関するトラブル。皆様はちゃんとタイヤの点検をしていますか?トラブルを極力回避するためには定期的に点検をするようにしましょう。
JAF出動要請件数は?

2023年度(2023年4月~2024年3月)にJAFの出動要請件数はなんと226万件以上!特にゴールデンウィークやお盆などの長期休暇期間は増加するようです。ちなみに四輪自動車に対する出動件数は一般道路で2,115,567件、高速道路で63,422件、二輪自動車では一般道路で87,355件、高速道路で2,524件です。かなり多いですよね。ちなみにこのデータはJAFのデータなので他のロードサービス等を合わせるともっと多くなると思います。
JAF出動要請理由のTOP3は?
JAFの出動理由TOP3は1位が『バッテリーあがり』、2位が『タイヤトラブル』、3位が『落輪、落込』になってます。四輪自動車のタイヤトラブルに関しては一般道路と高速道路では大きな違いがあります。一般道路でのタイヤトラブルは全体の約20%になりますが、高速道路では約40%と2倍以上となっています。特に高速道路ではバースト(破裂)が多くみられるようです。
一般道路での出動件数TOP3
四輪
1位『過放電バッテリー』 735,194件(34.75%)
2位『タイヤパンク、バースト、エア圧不足』 414,869件(19.61%)
3位『破損/劣化バッテリー』 169,625件(8.02%)
二輪
1位『過放電バッテリー』 18,339件(20.99%)
2位『タイヤパンク、バースト、エア圧不足』 12,619件(14.45%)
3位『破損/劣化バッテリー』 6,188件(7.08%)
一般道路ではバッテリートラブルによる出動が多かったようです。長期間バッテリーを交換していなかったり、ライト消し忘れなどの人的要因が多い傾向にあるようです。
1位『過放電バッテリー』 735,194件(34.75%)
2位『タイヤパンク、バースト、エア圧不足』 414,869件(19.61%)
3位『破損/劣化バッテリー』 169,625件(8.02%)
二輪
1位『過放電バッテリー』 18,339件(20.99%)
2位『タイヤパンク、バースト、エア圧不足』 12,619件(14.45%)
3位『破損/劣化バッテリー』 6,188件(7.08%)
一般道路ではバッテリートラブルによる出動が多かったようです。長期間バッテリーを交換していなかったり、ライト消し忘れなどの人的要因が多い傾向にあるようです。
高速道路での出動件数TOP3
四輪
1位『タイヤパンク、バースト、エア圧不足』 25,432件(40.10%)
2位『燃料切れ』 6,679件(10.53%)
3位『事故』 5,203件(8.20%)
二輪
1位『燃料切れ』 542件(21.47%)
2位『タイヤパンク、バースト、エア圧不足』 252件(9.98%)
3位『発電機/充電回路』 128件(5.07%)
高速道路ではタイヤトラブルが多い傾向にあるようです。高速走行中はタイヤへの負担が大きく、空気圧が低下しているとタイヤのたわみ量が大きく発熱量も増加してしまい、限界を超えると最終的にはバーストしてしまいます。
1位『タイヤパンク、バースト、エア圧不足』 25,432件(40.10%)
2位『燃料切れ』 6,679件(10.53%)
3位『事故』 5,203件(8.20%)
二輪
1位『燃料切れ』 542件(21.47%)
2位『タイヤパンク、バースト、エア圧不足』 252件(9.98%)
3位『発電機/充電回路』 128件(5.07%)
高速道路ではタイヤトラブルが多い傾向にあるようです。高速走行中はタイヤへの負担が大きく、空気圧が低下しているとタイヤのたわみ量が大きく発熱量も増加してしまい、限界を超えると最終的にはバーストしてしまいます。
タイヤの点検をしよう。
車のメンテナンス不足によるトラブルの中でもタイヤが原因のトラブルは、重大な事故の原因にもなりかねないので定期的に点検しておくことをお勧めします。
ではタイヤの点検はどういったところを見ていけばいいのでしょうか?
ではタイヤの点検はどういったところを見ていけばいいのでしょうか?
1.空気圧調整
まずは空気圧の調整をしましょう。点検頻度は月に1回程度が目安になります。タイヤの空気圧が不足していると燃費の悪化や偏摩耗(片減り等)、バーストの原因(高速走行中のスタンディングウェーブ現象、リム打ち等)になることがあるので、定期的に調整しましょう。調整の際はドアの内側等に貼ってあるステッカーに規定空気圧が記載してるので、それに合わせて調整します。※ホイールインチアップなどでサイズ変更している場合は注意
また、空気圧調整の時に1本だけ空気圧が他と比べてかなり少ない場合は、パンクの可能性があるので釘などを踏んでいないかチェックしましょう。
また、空気圧調整の時に1本だけ空気圧が他と比べてかなり少ない場合は、パンクの可能性があるので釘などを踏んでいないかチェックしましょう。
2.残り溝のチェック

タイヤの残り溝をチェックしましょう。タイヤ溝を測定するゲージで測るのが最適ですが、ない場合は目視での点検となります。その場合スリップサインを目安に見ていきます。スリップサインはメイングルーヴ(回転方向の太い溝)にあるサインですが、露出している場合はかなり危険な状態なので(特に雨天時のハイドロプレーニング現象やスリップ、制動距離増加等の原因)すぐにでもタイヤ交換をお勧めします。
タイヤの性能は新品時の半分を下回ったあたりから低下し始めるので(新品時は7~8ミリ程度)、ゲージで測定する場合はだいたい3.5~4ミリ程度まですり減っていたら、注意が必要です。私の経験談ですが、昔、高速道路を100Km/hぐらいで走行中にゲリラ豪雨にあいハンドルが効かなくなったことがあります(いわゆるハイドロプレーニング現象)。緩いカーブでハンドルをきっているにもかかわらず壁に少しづつ向かって行ってたので、アクセルを少しづつ緩めて速度を落としていって何とか難を逃れる事ができましたが、万が一そこで事故をおこしていたら、、、豪雨で視界不良、後続車からの追突もあり得るので大きな事故になっていたかもしれません。ちなみにその時乗ってた車のタイヤの残り溝はだいたい2.5ミリぐらいだったと思います。※ちなみにタイヤの使用限界(車検合否ライン)は1.6ミリ。
新品タイヤだったら絶対大丈夫というわけではありませんが、半分以下まですり減ったタイヤだと雨天時かなり滑りやすい状態になっているので、安全のことを考えると高速道路を走る機会が多い方は特に早めの交換がお勧めです。
タイヤの性能は新品時の半分を下回ったあたりから低下し始めるので(新品時は7~8ミリ程度)、ゲージで測定する場合はだいたい3.5~4ミリ程度まですり減っていたら、注意が必要です。私の経験談ですが、昔、高速道路を100Km/hぐらいで走行中にゲリラ豪雨にあいハンドルが効かなくなったことがあります(いわゆるハイドロプレーニング現象)。緩いカーブでハンドルをきっているにもかかわらず壁に少しづつ向かって行ってたので、アクセルを少しづつ緩めて速度を落としていって何とか難を逃れる事ができましたが、万が一そこで事故をおこしていたら、、、豪雨で視界不良、後続車からの追突もあり得るので大きな事故になっていたかもしれません。ちなみにその時乗ってた車のタイヤの残り溝はだいたい2.5ミリぐらいだったと思います。※ちなみにタイヤの使用限界(車検合否ライン)は1.6ミリ。
新品タイヤだったら絶対大丈夫というわけではありませんが、半分以下まですり減ったタイヤだと雨天時かなり滑りやすい状態になっているので、安全のことを考えると高速道路を走る機会が多い方は特に早めの交換がお勧めです。
3.ひび割れ、損傷がないかチェック
タイヤ空気圧を調整するときに、タイヤの状態もチェックするようにしましょう。タイヤは経年劣化や紫外線などの外的要因でひび割れをおこしてきます。小さなひび割れであればそれほど危険ではありませんが、ひび割れが深い場合はバーストを起こしやすい危険な状態と言えるのでタイヤを交換する必要があります。ただ、このひび割れは車両に装着状態(空気を張った状態)では、状態判別が難しい場合があります。というのも、空気が張った状態だとひび割れが塞がった状態なので、ひびの大きさ(深さ)が分かりづらくなります。なので、正確に判別するためには一度車両から取り外し、タイヤの空気を抜いてタイヤをたわませたりして、塞がったひびを広げてみないと分かりません。タイヤの銘柄や製造年数などからおおよそ予測できたりしますが、正確に判別するのは難しいです。車両の保管場所(紫外線等の影響を受けやすい駐車場)やメンテナンス状況(空気圧不足等)によっても劣化具合は変わりますが、製造から4~5年ぐらいがタイヤの寿命とも言われていますので、4年以上経過しているタイヤは注意深く見るようにしましょう。
ひび割れと合わせて注意しておきたいのが損傷です。縁石などでタイヤをこすったりした場合などにタイヤの側面が損傷(亀裂、めくれ等)することがあります。これも損傷がひどい場合は、バーストの危険性が高まるため酷い損傷がみられる場合は交換しておくことをお勧めいたします。
ひび割れと合わせて注意しておきたいのが損傷です。縁石などでタイヤをこすったりした場合などにタイヤの側面が損傷(亀裂、めくれ等)することがあります。これも損傷がひどい場合は、バーストの危険性が高まるため酷い損傷がみられる場合は交換しておくことをお勧めいたします。
4.異常摩耗(偏摩耗)、膨らみがないかチェック

タイヤに異常な摩耗(偏摩耗)や一部だけ膨らんだ箇所がないかなどもチェックしましょう。タイヤの異常摩耗(偏摩耗)とは、タイヤの角っこやセンター部分だけ異常にすり減っていたりするような状態です。原因としては、空気圧の入れすぎや少なすぎ、車両のセッティング(車高を下げたり等)や故障、乗り方など様々ですが、何かしら原因はあります。
・片減り摩耗:足回りの整備不良等(※車高を下げてキャンバー角が付きすぎている場合は内側が減りやすい)、ハンドルのすえ切り等
・両肩減り摩耗:空気圧不足
・センター摩耗:空気圧高過ぎ
・局部摩耗:ホイールバランス不良、急ハンドル・急ブレーキ等の運転操作
・段減り摩耗:空気圧不足、ローテーション不足等
見落としがちなのが、タイヤ内側の片減りです。外側から見えにくいため覗き込んだり、手で触ったりしないと分からないため、外側の溝ががしっかりあっても内側がつるつるにすり減っていることもあります。特に車高を落としている車両に多く見られるので、車高を落としている車両の場合は特に注意が必要です。
そして、タイヤの一部が膨らんでいないかもしっかりチェックしてください。タイヤ側面にコブのような膨らみがある場合は、バーストの危険性が高まります。これは『ピンチカット』と呼ばれる現象ですが、タイヤの内面のカーカスコードが切れている状態で非常に危険な状態です。※カーカスコードとは、タイヤの骨格になる繊維状のものです。
縁石などに乗り上げた際の衝撃、空気圧不足や過積載などによるタイヤの負担が大きい状態での走行等が原因で起こることがあります。ピンチカットができている場合は、修理不可なのでタイヤ交換が必要となります。
・片減り摩耗:足回りの整備不良等(※車高を下げてキャンバー角が付きすぎている場合は内側が減りやすい)、ハンドルのすえ切り等
・両肩減り摩耗:空気圧不足
・センター摩耗:空気圧高過ぎ
・局部摩耗:ホイールバランス不良、急ハンドル・急ブレーキ等の運転操作
・段減り摩耗:空気圧不足、ローテーション不足等
見落としがちなのが、タイヤ内側の片減りです。外側から見えにくいため覗き込んだり、手で触ったりしないと分からないため、外側の溝ががしっかりあっても内側がつるつるにすり減っていることもあります。特に車高を落としている車両に多く見られるので、車高を落としている車両の場合は特に注意が必要です。
そして、タイヤの一部が膨らんでいないかもしっかりチェックしてください。タイヤ側面にコブのような膨らみがある場合は、バーストの危険性が高まります。これは『ピンチカット』と呼ばれる現象ですが、タイヤの内面のカーカスコードが切れている状態で非常に危険な状態です。※カーカスコードとは、タイヤの骨格になる繊維状のものです。
縁石などに乗り上げた際の衝撃、空気圧不足や過積載などによるタイヤの負担が大きい状態での走行等が原因で起こることがあります。ピンチカットができている場合は、修理不可なのでタイヤ交換が必要となります。
タイヤの点検・交換は当店へお任せください!
当店では、洗車時やコーティング施工時に無料で空気圧調整をしています。その時に気になるひび割れや異常が見られる場合はお伝えするようにしています。また、ローテーションや組み換え交換などもできるので、気軽にお声がけご相談ください。
タイヤ見積もりは無料
タイヤ交換の見積もりは無料で行っています。ご希望のメーカー銘柄、ご予算に応じてお見積もりいたします。希望のメーカー等がない場合でも、こちらでお勧めタイヤを見繕ってお見積もりいたします。
持ち込みタイヤでの交換も対応してます
当店では、お客様ご自身で買われたタイヤを持ち込んでいただいての交換も対応させていただいております。気軽にお申しつけください。
当店にタイヤを直接配送可能
お客様ご自身がインターネットショッピングなどで買われたタイヤを販売店から直接当店に配送されても構いません。ただし、その場合は事前にご連絡をお願いいたします。ご依頼主が分からない、事前にご連絡を頂けなかった場合は発送元へ着払いで返送いたします。※その場合に発生した送料はお客様のご負担となります。
また、保管場所に限りがございますので長期保管はいたしかねますので、交換予定日に合わせて注文(到着日指定等)するようにお願いいたします。※保管期限は3日程度とさせていただきます。日程調整が難しい場合はご自宅に配送していただき交換日にお持ち込みお願いいたします。
また、保管場所に限りがございますので長期保管はいたしかねますので、交換予定日に合わせて注文(到着日指定等)するようにお願いいたします。※保管期限は3日程度とさせていただきます。日程調整が難しい場合はご自宅に配送していただき交換日にお持ち込みお願いいたします。
まとめ
車のトラブルの中でもタイヤのトラブルは重大な事故の要因となりやすいため、定期的なチェックをしましょう。
1.空気圧チェック
2.残り溝チェック
3.ひび割れ・損傷のチェック
4.異常摩耗・ピンチカットのチェック
特に高速道路上でのトラブルは危険度が増すため高速道路を走行する前は必ず以上のことをチェックするように心がけましょう。
1.空気圧チェック
2.残り溝チェック
3.ひび割れ・損傷のチェック
4.異常摩耗・ピンチカットのチェック
特に高速道路上でのトラブルは危険度が増すため高速道路を走行する前は必ず以上のことをチェックするように心がけましょう。