当店では、純水手洗い洗車も承っております。純水洗車のメリットを簡単にご紹介します。
純水洗車とは?
純水洗車とはいったい何なのか?簡単に説明していきたいと思います。
そもそも純水とは?

水道水と純水の違いとは何なのか疑問に思った方もいらっしゃると思いますが、一般的に水道水にはカルシウムイオンやマグネシウムイオン、塩素等の成分を含んでいます。簡単に言ってしまえばそのイオン成分などの不純物を取り除いた水の事を純水と言います。
※TDS測定器でイオン成分の測定を行い、数値が10ppm以下であれば純水とされています。
※TDS測定器でイオン成分の測定を行い、数値が10ppm以下であれば純水とされています。
水道水ではダメなの?
洗車時には基本的に水道水を使用します。水道水で洗車して塗装面にダメージを与えるわけではないので水道水だけで洗車を行っても問題ありません。
純水を使うメリットは?
前述したように水道水のみで洗車しても問題はありませんが、水道水のみで洗車を行った場合、水道水はカルシウムイオン等をたくさん含んでいるため水が蒸発してしまった場合に、そのイオン成分だけが残ってしまいます。カルシウムイオン等は白っぽい色をしているためそれが輪っか状のシミとなってしまいます。また、蒸発する前に拭きあげてしまえば問題ないように思えますが、極わずかに拭き筋(極小の水滴)が残ってしまうため回数を重ねるごとにわずかずつイオン成分が堆積していくこととなります。それがどんどん堆積していくと塗装面等の艶低下の一因となってしまいます。そこで純水を使って洗車する事で艶低下を防止して車を美しく保つことができます。また、洗車後に隙間から垂れてくる水によってシミになってしまうことを防ぐ効果も期待できます。※その水が隙間に溜まった汚れを含んでいる場合は汚れますが、、、
純水洗車のデメリットは?
では、純水洗車をするデメリットはあるのでしょうか?純水をつくるためには純水器が必要な事と定期的に純水器のメンテナンスをしなければならないため純水洗車をする場合、その分費用がかさんでしまいます。
純水洗車は全てのオーナーにおすすめ!?
純水洗車は全てのオーナー様におすすめできるかと言うと、そんなことはありません。純水洗車をすることで艶の低下を抑え美しさを保つことができると前述しましたが、それは『洗車時』に限ってです。普段の駐車環境が雨ざらしで洗車も数カ月に一度しかしなければ、自然に汚れて塗装面(塗装以外も)はどんどん傷み汚れていきます。そのような状態であれば、純水洗車をするメリットがあまりないように感じます。コストが無駄にかかってしまうのでその分洗車回数を増やしてあげた方が良いと思います。
純水洗車の流れ
一般的な純水洗車の工程を説明いたします。
①予備洗浄

最初に予備洗浄を行います。ホイールの汚れ、タイヤハウス内の泥、ボディに付着した砂埃等の汚れを高圧洗浄ガンを使って大まかに流しておきます。
※予備洗浄で砂埃等の汚れをしっかり落としておく事でスポンジなどで擦った時の傷つきを抑えることができます。
※予備洗浄で砂埃等の汚れをしっかり落としておく事でスポンジなどで擦った時の傷つきを抑えることができます。
②洗い

予備洗浄を行った後に、シャンプーを使って洗っていきます。
※この時に強くこすったりするとキズの原因になるため、優しく撫でるように洗います。
※この時に強くこすったりするとキズの原因になるため、優しく撫でるように洗います。
③すすぎ

洗った後は、シャンプーの成分と洗いで浮かせた汚れをしっかり落とすように水で流していきます。
※洗いの途中でボディが乾いてしまいそうな場合はシミの原因になってしまうので洗いの途中ですすぎを行います。
※洗いの途中でボディが乾いてしまいそうな場合はシミの原因になってしまうので洗いの途中ですすぎを行います。
④純水すすぎ

水道水ですすぎを行った後に、純水をかけてボディに残った水道水を純水に入れ替えるように流していきます。
※隙間に水道水が入り込んでいるので、隙間に溜まった水道水を純水で押し出すようにしっかりと流していきます。拭きあげ後に垂れてくる水でシミになるのを防止するために純水でしっかりすすぎます。
※隙間に水道水が入り込んでいるので、隙間に溜まった水道水を純水で押し出すようにしっかりと流していきます。拭きあげ後に垂れてくる水でシミになるのを防止するために純水でしっかりすすぎます。
⑤拭きあげ

純水ですすいだあとは拭きあげを行います。純水はイオン成分などが含まれていないので拭かずにそのまま乾いてしまってもシミになることはないと言われていますが、汚れが残っている場合もあるので汚れごと拭き取るように拭きあげます。この時もキズの原因になるので強く擦らず優しく拭きあげます。
※ファイバークロスを使って拭きあげると洗いの段階で落ちなかった水垢汚れも綺麗に拭き取れるので、おすすめです。※キツイ水垢は落ちにくいのでその場合はクリーナーを使用します
※ファイバークロスを使って拭きあげると洗いの段階で落ちなかった水垢汚れも綺麗に拭き取れるので、おすすめです。※キツイ水垢は落ちにくいのでその場合はクリーナーを使用します
純水洗車と通常の洗車の違いはすすぎ
一般的な純水洗車と通常の洗車の違いはすすぎ工程のみになります。気を付けないといけないのは純水ですすぐ前の段階で水が乾かないようにすること。途中で乾いてしまえばシミになってしまうので、純水洗車の意味がなくなってしまいます。夏場などの気温が高いときは乾きやすいので、途中で水をかけて乾かないように工夫しながら洗車をいたします。
純水洗車の料金
当店手洗い洗車(水道水のみ)
SSサイズ 1650円
Sサイズ 1760円
Mサイズ 1980円
Lサイズ 2200円
LLサイズ 2420円
当店純水手洗い洗車(純水)
SSサイズ 2200円
Sサイズ 2310円
Mサイズ 2640円
Lサイズ 2970円
LLサイズ 3300円
他店純水洗車(キーパーラボ等)※参考程度に記載しておきます
SSサイズ 3230円 (キーパーコーティング施工車 2740円)
Sサイズ 3510円 (キーパーコーティング施工車 2950円)
Mサイズ 3960円 (キーパーコーティング施工車 3290円)
Lサイズ 4390円 (キーパーコーティング施工車 3640円)
LLサイズ 4920円 (キーパーコーティング施工車 4090円)
SSサイズ 1650円
Sサイズ 1760円
Mサイズ 1980円
Lサイズ 2200円
LLサイズ 2420円
当店純水手洗い洗車(純水)
SSサイズ 2200円
Sサイズ 2310円
Mサイズ 2640円
Lサイズ 2970円
LLサイズ 3300円
他店純水洗車(キーパーラボ等)※参考程度に記載しておきます
SSサイズ 3230円 (キーパーコーティング施工車 2740円)
Sサイズ 3510円 (キーパーコーティング施工車 2950円)
Mサイズ 3960円 (キーパーコーティング施工車 3290円)
Lサイズ 4390円 (キーパーコーティング施工車 3640円)
LLサイズ 4920円 (キーパーコーティング施工車 4090円)
まとめ
純水洗車をする事のメリットがある場合、あまりメリットがない場合があるので自分に合う方法で洗車をされることをお勧めします。純水洗車をすることでシミや水垢だらけのボディがピカピカになるようなことはありません。洗車時に付着してしまいがちなミネラル成分を除去した純水で仕上げることでシミや艶低下を抑え、綺麗な状態をキープする効果が期待できます。
個人的な意見としては
定期的に洗車をして綺麗な状態を長期間キープしたい方には純水洗車をおすすめします。
個人的な意見としては
定期的に洗車をして綺麗な状態を長期間キープしたい方には純水洗車をおすすめします。