白っぽくなってしまった樹脂パーツは復活できます。復活させるには色々な方法がありますが、私の知っている方法としては
①ガスバーナーであぶる
②色を塗る
③コーティング剤を塗る
と言った方法があります。
①の方法は樹脂パーツ表面をあぶることで繊維状に傷んでしまった表面を溶かして再び結合させているようなイメージでしょうか。ガスバーナーがあれば簡単に施工できますが、加減を誤るとパーツが変形してしまう危険がありますのであまりお勧めしません。あと施工後に何も対策しなければ割とすぐ白っぽくなったと記憶しています（経験上）。
②はそもそも塗装してしまえば白っぽくなることもなく好きな色にすることができます。まぁ樹脂パーツならではの質感が損なわれてしまったり、後々塗装が剝がれてきてしまうリスクもありますが。
③はコーティングを施工することで繊維状になった表面部分をコーティングで埋めて乱反射を抑えてあげるイメージと言ったらいいでしょうか。白っぽくなったパーツに水をかけてパーツが水を吸い込んでる部分だけ黒っぽくなっているのを見たことありませんか？雨や洗車の時などに見かけることがあると思いますが、繊維状の隙間に水が入り込んで乱反射を抑えているので濡れている間は黒っぽくなって見えるけど、水分が蒸発するとまた白っぽくなってしまいます。③の方法はその水の代わりをコーティング剤にやってもらうといった感じです。

汚れたパーツを洗浄していきます。パーツに付着した油分や水垢などをしっかり落としておきます。

洗浄に使った洗剤が残らないようにしっかりすすいだら、水分を拭き取ってパーツをしっかり乾燥させます。

パーツが乾燥したらコーティング剤をしっかり塗り込んでいきます。グリル等の形状が複雑なものは隅の方が塗りにくいので綿棒など先の細いものを使って隅々まで塗り込みます。

コーティング剤を塗り終えたら拭き取ります。隅のほうの拭き取りにくい箇所は先の細いものを使います。

コーティング施工後はまるで新品にでも交換したかのような見た目になりました。そいえば、最初のころはこんな感じだったなーと思い出しました。笑
これだけ変化があると施工のしがいがありますね。

あとはどれぐらいの期間綺麗な状態が続いてくれるかですが、おおよそ1年程度が目安となっています。当然ながら車の保管状況などによって耐久期間は左右されるので1年以上持つ場合もあれば、もたない場合もあるのでだいたいの目安としてお考えください。

樹脂パーツキーパーの施工価格はフェンダーのみ施工（もしくはその他パーツ）で6280円です。フェンダー＋その他パーツ全ての施工で9270円となりますが、施工範囲が大きい車両に関しては12560円となります。
※画像記載の対象車両を参考にお願いいたします。また、一覧に記載がない車両でも施工範囲が大きいと判断した場合も対象となります。
※記載車両でも年式、モデル等によっては該当しない場合もございますので、ご不明な場合はお問合せください。