ヘッドライトのくすみを綺麗に!

経年車はほとんどの場合、ヘッドライトがこのようにくすんでしまっていますよね。材質上の問題で仕方ない事といえばそれまでですが、ヘッドライトがくすんでしまっているとそれだけで古臭くなってしまいますよね。
ヘッドライトクリーン&プロテクト

当店keeperではくすんでしまったヘッドライトを綺麗にするメニュー『ヘッドライトクリーン&プロテクト』がございます。こちらのメニューでは黄ばんでしまったヘッドライト表面のコート剤を綺麗に削りとり、コーティングを施すというものになります。見違えるほどピカピカになるので、人気のあるメニューですが、コーティングだと耐久年数がおおよそ1年程度とどうしても短命になりがちです。車庫保管だったりヘッドライトを紫外線に当たらないように工夫されている場合などはもう少し長く綺麗な状態を保てていることもありますが、屋根なし保管車両なんかだと1年もたたずに黄ばみ始めているものも少なくありません。
ヘッドライトを黄ばみから保護するには?
ヘッドライトを黄ばまないように保護するためにはいくつか方法があります。
①コーティングの施工
ヘッドライトを黄ばみにくくする方法として、最もポピュラーなものと言えるのがコーティングの施工です。カー用品店でもいろいろなヘッドライト用のコーティング商品(クリーニング)が販売されていますが、基本的に高度な技術が必要なく簡単に施工できるため人気が高いかと思います。しかしながらほとんどの場合、耐久性は3~6か月程度と短命ではあります。
②ウレタンクリア塗装
こちらはコーティングとは違い分厚い塗装の膜をつくれるので耐久性は圧倒的に高くなります。割と昔からDIYユーザーには人気のある手法だと思われます。ただ、ヘッドライトの取り外しや下処理(研磨やマスキング等)、塗装技術などの問題でコーティングと比べると難易度も飛躍的にあがります。また失敗したとき(塗装ムラ、垂れ等)のやり直しが容易ではないため、ご自身でされる場合、塗装に自信がないかたにはあまりお勧めいたしません。
③プロテクションフィルム
ここ近年、ヘッドライトにプロテクションフィルムという透明なフィルムを貼る手法がでてきました。こちらもコーティングとは違い保護力は高くなります。また、ヘッドライトレンズを飛び石などから保護する効果も期待できると思います。デメリットとしては、施工費用が高額になりがちなこととヘッドライトが複雑な形状なものだと施工が難しい(施工費用が高くなる?)、フィルムの端に汚れが溜まりやすい等があげられると思います。
ウレタンクリア塗装施工事例

先日、当店でヘッドライトにウレタンクリアを施工した車両のご紹介です。
施工前①

正面からの写真
施工前②

横からの写真。もともとのハードコートが劣化しているのがよくわかります。
施工前③

ボンネットを開けて上から撮った写真。隙間から入り込んだ汚れがすごかったです。
施工途中①

劣化したハードコートを耐水ペーパーで削り落として、塗装するために車両から取り外してマスキングをしたところです。塗装する場合は塗装の密着力をあげるため足付け(ペーパーやすりで削る)状態で施工します。ピカピカになるまで磨いたあとに塗装すると密着力が低下してしまうため、早期に剥がれてくる場合がありますので、このような真っ白な状態から塗装をしていきます。また通常、プラスチックへの塗装は密着力が弱いため、『プライマー』と呼ばれる密着剤を塗装前に塗布してから行いますが、プライマー自体が若干黄色っぽい透明になっていることがあるので、ヘッドライトには塗布できません。※してもいいが黄色っぽく仕上がることがあるようです。
また、この足付けもペーパーの番手の選定が割とシビアだと思います。削りが荒い方が密着力は上がると思いますが、塗装した後にペーパー目が出やすく仕上がりが悪くなることも。今回は800→1200番で施工してみました。
また、この足付けもペーパーの番手の選定が割とシビアだと思います。削りが荒い方が密着力は上がると思いますが、塗装した後にペーパー目が出やすく仕上がりが悪くなることも。今回は800→1200番で施工してみました。
施工途中②

下処理が終わったらしっかりと脱脂をしてから塗装にうつります。ここで気を付ける点は、研磨後に脱脂をしっかり行うことと、脱脂剤が残らないこと、十分乾燥してから塗装に移ることです。脱脂が不十分だったり脱脂剤が残っていたりすると塗装弾きの原因になってしまうため、重要な作業です。
施工途中③

塗装は数回に分けて塗っていきます。最初はいきなり厚く塗らずサーっとドライに塗ります。※上の塗装ガンをもってる写真が1回目の塗りだったと思います。
密着力アップ(だったかな?)と塗装弾きがあった場合にやり直しが容易になるので、さらっと塗ります。2回目、3回目を塗るまでの間はしっかり時間を空けます。夏場はだいたい5分程度、冬場は10分~はあけた方が良かったかと。ちなみにこの写真は2回目の塗り。1回目よりはウェットに塗っている感じです。
密着力アップ(だったかな?)と塗装弾きがあった場合にやり直しが容易になるので、さらっと塗ります。2回目、3回目を塗るまでの間はしっかり時間を空けます。夏場はだいたい5分程度、冬場は10分~はあけた方が良かったかと。ちなみにこの写真は2回目の塗り。1回目よりはウェットに塗っている感じです。
施工途中④

3回目の塗りでだいぶ透明度が上がりました。3回目からはウェットに塗って艶を出すイメージですが、塗りすぎると塗装が垂れてしまうので気を付けながら塗っていきます。そいえば、言い忘れていましたがレンズの端っこの裏側もしっかり削って塗装しておくと仕上がりが綺麗になります。ここはヘッドライトを車両から取り外さないと処理できない部分なので忘れずやっておきます。この端っこ部分が黄ばんだままだとレンズ本体に黄ばみが若干写り込んでしまうので、こういった細部の処理も重要なんです。通常のクリーニングでは施工できない部分です。
施工途中⑤

塗装が完了しました。この後ヒーターで温めて硬化させていきます。塗料の種類によりますが、熱処理しておかないと本来の塗膜性能が発揮できないこともあるようです。特に冬場に施工するときは必須作業ですね。※硬化時間短縮の意味合いでも。
ただ、これで終わりではありません。塗った直後は塗装面がゆず肌になっているので硬化した後は、耐水ペーパーとポリッシングを行い塗装表面を平滑にして整えていきます。ここまでやってヘッドライトのウレタンクリア塗装が完了となります。
ただ、これで終わりではありません。塗った直後は塗装面がゆず肌になっているので硬化した後は、耐水ペーパーとポリッシングを行い塗装表面を平滑にして整えていきます。ここまでやってヘッドライトのウレタンクリア塗装が完了となります。
施工後

こちらが施工後の写真です。しっかりと綺麗になりました。耐久性能は保管場所や使用環境にもよると思いますが、3年以上は持ってくれると思います。プラスチックへの塗装なのでどうしても密着力に不安があるので、黄ばむというよりは剥がれてくるのが先になると思いますが、、、
あとまぁやはりというべきか、車両装着状態で塗った時より、車両から取り外して塗った方がもちは良くなります。取り外さず塗った場合レンズ側面など塗装できない部分があり、表面部分しか塗装できないため、端の部分からぺりぺり剝がれやすくなる傾向になると思います。なので作業する場合は、車両から取り外して塗装した方が良いです。あと、ヘッドライト以外の部分(ボディ全体)の養生も面倒なので(笑)
あとまぁやはりというべきか、車両装着状態で塗った時より、車両から取り外して塗った方がもちは良くなります。取り外さず塗った場合レンズ側面など塗装できない部分があり、表面部分しか塗装できないため、端の部分からぺりぺり剝がれやすくなる傾向になると思います。なので作業する場合は、車両から取り外して塗装した方が良いです。あと、ヘッドライト以外の部分(ボディ全体)の養生も面倒なので(笑)
まとめ
今回は、keeperメニューにはないヘッドライトのウレタンクリア塗装の紹介でした。屋外保管車両でヘッドライトが黄ばみやすく悩んでる方は、どうぞ気軽にお問合せください。