先日コーティングの施工をさせていただいた車両の施工前のボディの水シミについて気になったので。
白い斑点が着いてる

先日コーティングの施工をさせていただいた車両の施工前に付着していたシミを撮ったものです。リヤ周りにたくさん付着しておりました。この写真はリヤバンパーの上の部分。
トランクにも①

遠目からでも白い斑点がわかる状態。
トランクにも②

こちらからもぽつぽつと着いてるのが見えます。
シミの原因は?

はっきりとは断定できませんが、おそらくは洗車時の水道水が原因ではないかと思います。フロント周りにはほとんど付着が見られなかったので洗車直後に走り出してパーツの隙間などに溜まった水が飛び散ってきたものではないかなと推測いたします。特にリヤバンパー上側はトランクのパネル隙間に溜まった水が垂れてきてシミが着きやすい箇所になります。ただ、トランク上部はかなり濃い色の白いシミだったのですすぎ不足による洗剤成分の残りカスが混ざっていたのか?(洗車である程度薄くなったので)井戸水のようなミネラル分がたくさん含まれている場合は同様に濃い目のシミが付着してしまいますが、今回のケースは部分的にだったので井戸水ではないのかなと思います。
洗車時のシミを予防するには?

特に水滴が垂れてきやすい部分はしっかりと水を追い出してあげることが重要になります。エアーを使って隙間にたまった水を追い出してあげるとだいぶ水分量を減らすことができますが、それでもドアやトランクなどの内側に溜まった水は全部はでてきません。なので、何度か開け閉めをして振動で流れてきやすくするのが有効です。また、シミの原因は水道水に含まれるミネラル分が原因となりますので、純水を使って洗車をするのも有効な手段です。そして垂れてきた水は乾く前にしっかりと拭きあげをしましょう。
まとめ
水シミの原因は雨に含まれるミネラル分だけではなく水道水のミネラル分が原因であることが多いです。特に洗車後に拭きあげを怠るとかなり付着してしまいなかなか落とせなくなってしまうので、洗車後は必ず拭きあげを行うようにいたしましょう。また、洗車時に水分が蒸発してしまいやすい状況(炎天下での洗車やボディが熱い状態等)をさけて洗車を行うようにいたしましょう。