いつのまにやらボンネットやルーフ等に鳥のフンが着いていることがあると思います。鳥のフンは塗装に悪影響を与えてしまいますので、見つけたら早めの対処が必要です。
鳥ふんはほっとけな!

駐車中に鳥にフンを落とされることは誰しも経験されたことがあると思いますが、ほったらかしにしたりしていませんか?鳥ふんは着いたままほったらかしにしていると後々悲惨な状態になるので見つけたらなるべく早めに取り除くようにしてください。
塗装に深刻なダメージが、、

こちらは鳥のフンが塗装まで浸食してしまった状態の写真です。鳥ふんは多くの場合強い酸性(アルカリ性もあります)であり、着いたままほったらかしにしているとこのように塗装まで浸食してしまい、取り返しのつかない状態になってしまいます。夏場や、日差しが強くボディが熱くなる場合に状態が進行しやすい傾向にありますので、見つけたらなるべく早めに除去するようにしてください。塗装まで浸食してしまった場合、塗装の表層部分であれば研磨でリフレッシュすることも可能ですが、深くまで浸食してしまっている場合は再塗装しないといけなくなります。また、塗装剥がれが起きると錆の原因となってしまうためボディへ深刻なダメージをあたえてしまう恐れがあります。
鳥ふんの除去方法
では鳥ふんがついてしまった場合の除去方法を簡単にご紹介します。
車が綺麗な場合
洗車した直後など車が綺麗な状態で鳥ふんを落とされてしまった場合は、もう一度洗車をし直すのもいいですが手間も時間もかかってしまってめんどくさいなと感じると思います。そういった場合は、しっかりと濡らしたティッシュやタオルを使って拭き取るだけでもオッケーです。ただ、鳥ふんが固まって落ちにくい場合は無理に擦るとキズの原因となるためお湯(または水)で流すか、濡らしたタオルなどをしばらく被せておいて、柔らかくなったら拭き取るようにしてください。また拭くときはゴシゴシとせず、一方向(上から下、右から左等)に拭くようにした方がキズが入りずらくなります。また拭き取ったあとに水滴が残る場合はしっかり絞ったタオルで拭き取るとシミになりずらいです。
車が汚れている場合

車が汚れている場合は洗車をして取り除いてください。また、洗車で落とす場合も鳥ふんが固くなっている場合は高圧洗浄ガンなどでしっかりと流しておくとキズの原因になりにくいです。また、鳥ふんはアルカリ成分も含んでいるため、コーティングの撥水性が落ちることがあります。早めに対処すれば一時的なものの場合もありますが、シミになっていたり撥水性が戻らない場合はコーティングケア剤などでケアしておくことをおすすめいたします。
まとめ

今回は鳥ふんについて簡単にご紹介させていただきました。鳥ふんは塗装へ深刻なダメージを与えてしまう原因になるので見つけ次第排除するようにいたしましょう。