レンタルバイク活動の一環としてバイクのレストアをしています。(ほとんど趣味のようなものですが)今回は、ガンコートの施工の様子を紹介したいと思います。
ガンコートとは?
ガンコートとは銃火器の塗装用として開発された塗料です。拳銃もライフルも弾丸が発射される際には銃身自体がとても高温になり温度によって銃器自体がゆがんで照準がズレるといった問題があります。それを防ぐためにガンコートには塗装を通して熱を発散させる特性が与えられています。※カーベックホームページから引用
ガンコートは高い放熱性だけではなく、耐薬品性、高温耐久性、耐擦り性(塗膜鉛筆硬度9H相当)などの性能が高く、ブレーキキャリパーやラジエター、エンジンブロックなど放熱性を求められる部品やブレーキフルードやガソリンなどがかかりやすい部品にも対応できます。
ガンコートは高い放熱性だけではなく、耐薬品性、高温耐久性、耐擦り性(塗膜鉛筆硬度9H相当)などの性能が高く、ブレーキキャリパーやラジエター、エンジンブロックなど放熱性を求められる部品やブレーキフルードやガソリンなどがかかりやすい部品にも対応できます。
施工事例
当店で施工している部品の施工事例をいくつかご紹介していきたいと思います。
ブレーキキャリパー施工前①

こちらはレンタル中のZZR400のフロントキャリパーです。ブレンボのキャリパーに交換されていたようですがかなり古くなってボロボロでした。オーバーホールついでに塗装をやり直すことに。
ブレーキキャリパーサンドブラスト後

ガンコートの前処理として塗装を全て剥がします。キャリパーを分解してサンドブラストで綺麗に剥がし切ります。サンドブラスト後は砂が残らないようにしっかりと洗浄しつつ脱脂を行います。マスキングテープなどで養生をしていますが、割と中まで砂が入ってしまっているのでしっかりと洗浄します。洗浄が不十分だと後々トラブルの原因になるのでけっこう重要な作業です。
ブレーキキャリパー塗装後①

こちらは塗装後のキャリパーです。カラーは『パールゴールド』で塗りました。文字の部分は塗装後に削って塗装を落としています。塗装前にマスキングするのも手ですが、マスキングするより後から削った方が簡単なので今回は削りました。
ブレーキキャリパー施工後①

施工前の黄色っぽい淡いゴールドから濃い目のゴールドに綺麗に仕上がりました。バイクのキャリパーは目に付きやすい部分なので綺麗にしていると足元がばっちり引き締まります。
リヤキャリパー施工前①

ZZR400のリヤキャリパーの施工前です。こちらは純正キャリパー。塗装がかなり剥げていて見た目がかなり残念。
リヤキャリパー施工後①

フロント同様パールゴールドで塗装しました。
クランクケースカバー施工前①

こちらは現在レストア中のRZ50のクランクケースカバーです。転倒して入ったと思われるキズがあるので、これを綺麗にしてから塗装します。
下処理後

キズの部分を削って自然な見た目になるように馴らしてからサンドブラストをあてて塗装を剥離しました。キズが浅ければ削って綺麗に馴らすことができます。
クランクケース施工後

ガンコート塗装後です。こちらのカラーは、ブラッククロームとスーパークリアの2コート仕上げです。焼き付け乾燥は1コートづつ焼き付けを行うので手間はかかりますが、クリアを塗装することで艶が増しました。1コートだけでも綺麗に仕上がりますが、クリアコートすることでさらに綺麗になりますね。カラーによっても変わるかもしれませんが通常はクリアを吹いた方が綺麗な状態を維持しやすいですね。
1コートと2コート比較

写真の上2つはブラッククローム1コートのみの塗装で、下2つのサイドカバーはブラッククロームとスーパークリアの2コート仕上げです。部品表面の凸凹具合が異なるので少し分かりづらいかもしれませんが、上の部品は艶が控えめ、下2つは艶々に仕上がっています。ガンコート自体なかなか塗膜の厚みが出しにくいので通常のウレタン塗装などと比べると控えめな艶のように思いますが、十分な艶だと思います。塗りたてでまだ未使用なので、使用過程でどれぐらい綺麗さに差がでてくるのかも少し見ものだと思います。ブロックに関しては鉄製なのでそのうちに錆が出てきてしまいそうですが、、、
ガンコートの施工もお受けできます。
当店では可能な限りお客様のご要望にお応えできるように、色々なことにチャレンジしています。ガンコートもその中の一つ。大きなパーツは焼き付けができないためお受けすることができませんが、小物パーツはお持ち込みにてお受けいたします。※車体ごとお預かりも可能ですが、別途脱着、オーバーホール費用などがかかります。
料金に関してはパーツの大きさや個数、塗装(1コートか2コートなのか)、キズの状態などにより決定いたしますので、ご興味のある方は一度ご相談ください。
料金に関してはパーツの大きさや個数、塗装(1コートか2コートなのか)、キズの状態などにより決定いたしますので、ご興味のある方は一度ご相談ください。