タイヤワックスはタイヤのひび割れを促進させる悪い物。というイメージを持っていませんか?中にはタイヤを保護できると言う意見もありますので、ちょっと検証してみました。
タイヤワックスはタイヤに悪い?
昔からタイヤワックスはタイヤに塗るとタイヤの劣化を促進させてしまうと言われています。ただ、タイヤワックスにも種類があり大きく分けると『水性タイプ』と『油性タイプ』があります。特にタイヤに悪影響を与えてしまうのが、油性タイプのワックスと言われています。油性タイプには『石油系溶剤』が使用されており、これがタイヤの劣化を促進させると言われています。逆に水性タイプには石油系溶剤がほぼ使われておらず、タイヤを劣化させにくいと言われています。
水性ワックスはタイヤに優しい?
水性タイプのワックスは石油系溶剤が使われておらず、ワックスの主成分のシリコンを水で溶かしたものになりますのでタイヤを劣化させにくいと言われています。また、シリコンにはゴムを保護する性能があるため、水性ワックスを塗ることでタイヤを保護できるとの意見もあるようです。※ただし、塗りすぎは良くないとの意見もあるので注意。
ちなみに油性ワックスの中にも石油系溶剤を使用していないものもあるようです。
ちなみに油性ワックスの中にも石油系溶剤を使用していないものもあるようです。
水性ワックスは艶が控えめ

水性のタイヤワックスはタイヤに優しい代わりに艶が控えめな傾向があります。個人的にはしっとりとしていて油性ワックスのようにギラギラしていないので、水性ワックスの方が好みですが。写真は水性ワックスを塗布したタイヤです。
頻度は月1ぐらい
水性タイプは水に溶けやすく、雨などで濡れると落ちてしまいやすいです。※完全には落ちないと思いますが。
当店ではコーティング施工車は月1ぐらいで洗車をおススメしているので(※汚れやすい環境で使用されている車両は別ですが)洗車に合わせて塗布するのが良いと思います。
当店ではコーティング施工車は月1ぐらいで洗車をおススメしているので(※汚れやすい環境で使用されている車両は別ですが)洗車に合わせて塗布するのが良いと思います。
実際に保護効果があるのか実験
水性ワックスはタイヤを保護する効果が本当に期待できるのか、実験してみることにしました。
右側にワックス塗布

効果を比較するため同一車両で右側のタイヤに水性ワックスを塗布し、左側のタイヤには何も塗らないようにしております。新品タイヤに交換してから6か月以上経過してからの実験開始ですが、全くひび割れしてない状態からのスタートです。(※タイヤは2025年16週製造)実験開始は2026年2月中旬からです。ただ、日の当たり方等で差が出てしまう可能性があるので、なるべく駐車する向きを定期的に変えて様子を見ていきたいと思います。
左側のタイヤ

こちらは、ワックスを塗ってない左側。艶はないです。
しばらく様子を見ながら、途中経過をアップしていきたいと思います。
しばらく様子を見ながら、途中経過をアップしていきたいと思います。
すでにひび割れている場合にも保護効果はある?

すでにひび割れてきているタイヤにも保護効果はあるのかも検証していこうと思います。検証するタイヤは2022年49週製造のもの。検証開始は2026年2月~。装着してからおおむね3年経過。それまではタイヤワックスは塗ったことがありません。
右前タイヤ

検証開始時はショルダー部分に若干ひび割れあり。サイドウォールには目立ったひびはなさそうでした。今回右側のタイヤにワックスを塗ってます。
右後ろタイヤ

右前タイヤよりショルダー部分のひびは大きめです。サイドウォールにはこれも特にひび割れはなさそう。こちらもワックス塗布。
左前タイヤ

左前のタイヤ。わずかにショルダー部分にひび割れがある程度。ワックス無し。
左後ろタイヤ

左後ろのタイヤ。右前と同等ぐらいのひび割れかなと言った感じです。ワックス無し。